東京竹和会:竹和会誌

2015

竹和会誌2017
  • 竹中工務店会長挨拶
  • 竹中工務店社長挨拶
  • 竹和会会員に望むこと
  • 2016TAKENAKA 主要工事  詳細を表示 ➜
  • 特集1:ベテラン層の活躍推進
  • 特集2:竹中マイスター制度
  • 全国竹和会運営委員会のうごき
  • 2016年度優良協力会社表彰の紹介
  • 全竹中開発改善大会・出場サークル紹介
  • 地区だより
  •  
  • 表紙:水天宮御造替

地区だより 【 東京 】

●東京竹和会ユース新委員長就任ご挨拶

本年より東京竹和会ユースの委員長を仰せつかりました、栗原工業の栗原でございます。
東京竹和会ユースも2011年の発足より丸6年が経ちました。
 1 各会員の資質向上、経営者・技術者としての関連知識向上各種研修会
 2 竹中若手社員との交流を深めお互いの意見を交換し合う合同勉強会
 3 他支店の現場運営を学び、ユース会員との意見交換・親睦を図る他支店交流勉強会
を中心に活動をしてまいりました。一昨年前より新たに調達部協力のもと、若年者雇用対策問題への取り組みが加わりました。学校訪問による竹和会の訴求から始め、昨年は工業高校生徒の就職までの流れを意識するなかで、1年生時に技能体験会を通じて各職種を理解して、ものづくりの楽しさを感じてもらい、2年生時前半に現場見学会、後半にインターンの受け入れを通じて、興味を持った職種を実際に経験し、職人と接することで仕事として意識してもらい、最終的に3年生時の就職先に選んでもらうという一つのサイクルを考え活動を行いました。今後継続してユースの活動としていきたいと思います。
この四つの活動を柱にし、会員が更に親睦を深め切磋琢磨しながら楽しく活動をしていきたいと考えています。

栗原工業㈱ 代表取締役 栗原教史

●高校卒業後左官職に入職して

高校2年の時、東京楽天地浅草ビル[まるごとにっぽん]の工事現場を見学させて頂きました。その時に株式会社村井業務店(左官工事)を知り、縁あってインターンシップに参加しました。何より番頭さんの人柄の良さと社長の印象が入職の動機でした。
私の中では社長というと、お堅く・厳しく・怖いイメージでしたが、私のお会いした社長は優しく・おおらかで親しみやすい方だなと感じ、村井社長の下で働きたいと思いました。

就職活動が始まり、受けたい会社を聞かれた時に迷わず村井業務店を選びました。合格通知が来た時はとてもうれしくて、わくわくしたのを覚えています。ただ、期待に胸を膨らませたのも束の間、卒業式が近づくにつれ社会人になることへの不安感が募り始めました。職人さんたちと上手くコミュケーションが取れるだろうか、教えて頂いたことが自分に出来るのだろうか、職人なので厳しく叱られるのではないだろうかなど不安でいっぱいでした。そんな私を助けてくれたのは村井業務店の優しい先輩方をはじめ、温かな作業所の皆さんでした。

入職したばかりの頃は、持ち上げることが出来なかった材料も、力の上手な使い方を覚えて運べるようになりました。先輩方のご指導のもと鏝の使い方や塗り方・道具の扱い方など左官の基本だけでなく、作業所でのマナー・振る舞いを学びました。
今年は[笑顔を絶やさず・挨拶を忘れず]をモットーにフォークリフトとクレーン玉掛けの免許取得を目標に、一人前の左官職人を目指して頑張っていきたいと思います。

㈱村井業務店 髙宮希羽子